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オ―ホホホ・・・これがですね・・・我が家でね・・・咲いたわけです。 どうも好きになれなかったカーネーション・・・南ポルトガルの田舎に来て、大好きになったことは、以前にお話ししたと思います・・・本当に可愛らしい・・・笑わずにはいられません。 ![]() こんなところに咲いていました。食堂のベランダです。一階のゲストルームのドアの上・・・こちら側の路地には滅多に行かず、気がつきませんでしたが・・・。 ![]() フレンチソレイユ、イザベルが滞在していた時に「ゼラニウムがきれいに咲いたわね・・・」と云われて気がついたのでした。その中にカーネーションの蕾がたくさんあるのを見つけて、まだかまだかと待っていました。 ![]() で・・・やっぱり・・・オ―ホホホ・・・これも、我が家で咲きました。 ![]() ほら・・・ ![]() ほれ・・・嘘だと思うなら・・・ ![]() ほら・・・見てご覧・・・ ![]() はぁ・・・こぼれおちた花びらまでも美しく・・・片付けられません・・・ ![]() 昨年、市場っで買った花束にあった、小さな小さな薔薇・・・挿し木にしたら咲いてくれました・・・やっぱり、オ―ホホホ・・・と、高笑いせずにはいられません。 ![]() 薔薇は手がかかり、虫がつきやすいと聞きますが、我が家に十本ほどある薔薇は、すべて挿し木・・・ほとんどが問題なく花をつけてくれています。こんなに厳しい環境で、案外、強い木ではないかと思います。野菜と同じで、品種改良を重ね、ハウスで生まれ育つ売り物の薔薇は、弱いのかしら・・・と、思い至りました。 シネマの夜のすぐ後に、アントニアの家でパーティーがありました。料理上手の彼女が作ったのは、魚介類の蒸し料理、カタプラーナ・・・サラダ、デザート担当は、ピーちゃん・・・やけに張り切っているのです。 ![]() この人・・・ジュスチーヌがアムステルダムに帰るので、お別れパーティーです。素顔もきれい・・・40代は女が最もきれいな時かもしれない・・・。 ![]() モロッコ風の小さなパテオや回廊に囲まれた家は、元はピーちゃんの家でした。 右側にぶら下がるバケツにお湯を入れて、ピーちゃんが全裸でよくシャワーを浴びていました。あれからもう、15年以上も立つのです。今は、デコレーションとして残されているようです。 ![]() さて・・・アムステルダムの豊子(名前を思い出せないので・・・豊満から命名)のお話し・・・彼女は、アムステルダムのトイレ掃除専門の会社に勤めています。仕事は、当然、トイレ掃除・・・多少の基本給は出るのでしょうが、チップが大きな収入となります。 ![]() 「初めは、つまらない仕事だと思っていたわ・・・あまり人にも自慢出来る仕事でもないし・・・」 しかし、豊子は、そのトイレ掃除の仕事のイメージを大きく変えて、今では、ちょっとした有名人です。 「とにかく、私のトイレに入った人が、ハッピーな気分で出ていくこと・・・これが楽しいのよ」 トイレ掃除はもちろんですが、洗面台に花を飾ったり、ちょっとした化粧品やコロンを並べたり・・・おしゃれをして入口に立ち、ファッションのアドヴァイスや、イベント情報、美味しいレストランの話、素敵なカフェやバーの紹介・・・時には占いや、悩み相談・・・とにかく、彼女に会いに、また来たいトイレ・・・と人気があるのです。 今は、クラブや美術館など、幾つものトイレのかけもち、彼女がいるから店にやってくる人もいるらしい、引っ張りだこのトイレウーマンなのです。 いやぁ・・・楽しい話でした。大好きになって、メールアドレスの交換をしたのに・・・名前が・・・ごめんね、豊子。 ![]() ほらね・・・ピーちゃん、さりげなく大接近・・・私の予想的中・・・今日、彼女は、ちょっと離れた高級エリアにある家に帰ったのです。 ![]() 最も、豊子は、ほとんど関心を示しませんでしたが・・・ときどき、こんな人に会えるので、パーティーは楽しい・・・。 お・・・きれいなオネエサン・・・ジュスチーヌです。夏に弱い彼女がアムステルダムに帰ることになり、シネマの夜は、最後となります。今回は70年代の映画なので、こんな服装・・・。 ![]() そして、こんなものが・・・女性バーテンダーのいるバーです。何でも楽しむのねぇ・・・よくやるわ、と、感心・・・怪しい照明で、男性客が群がりました。 ![]() わぁ・・・仲良くしたのに、名前忘れちゃって・・・ごめん。彼女は、アムステルダムの、かなり有名なトイレ掃除のオネエサン・・・実にユニーク・・・この話は、また改めていたしましょう。 ![]() 今回の映画にちなんで、こんなスタイルで映画を見よう・・・と。食べものと遊びに関しては、みな熱心で労を惜しみません。彼はチョコレートのかかったプチシュークリームを持ってきました。 ![]() ウィーンから来た、ギュンター・・・私の喧嘩友達です。絵描きのメンカ・・・映画は、古き良き時代のハリウッドのセレブなパーティーに紛れ込んだインド人のドタバタ喜劇・・・素直に笑いました。 ![]() ロンドンの画家、アントニアおばさまもかなりの力の入れようです。 オッと・・・真ん中にいるのは、イギリス人画家ピーちゃんの新しい彼女です・・・とはいえ、彼女のいない時期が長引き、若いころのように、すぐに調達・・・は、難しくなったようで、十数年前にちょっと付き合った彼女と再炎・・・ということらしい。 「あのときは、お互いに、よく知りあわないうちに別れが来てしまったの・・・」だってさ・・・よく知りあったら、どうなるんだろう? ![]() そのピーちゃん・・・彼女のための飲み物を注文しに、頻繁にバーに通っています・・・はい、理由はよくわかるの、ワタシ・・・ピーちゃんの好みは、この人なのです。黒い髪、豊満な肉体、アバウトで母性的・・・あぁ、危険な予感が・・・。 ![]() 楽しみにしていた、シネマの夜ですが、私たちは映画の後のパーティーもそこそこに失礼しなくてはならず、暑くなれば、集まりも増え、全部に参加するのも難しくなってきました。ちょうどいい潮時かしら・・・また秋までのお楽しみ・・・ということです。 あのですね、ちょっと、こういう気分は、独身の方にはお分かりいただけないと思うのですが・・・ロンドンからお客様・・・したがって、夫は昼も夜も外食・・・しかも、二日間も・・・。 あぁ、お客様々・・・あぁ・・・私だけの時間・・・。 したがって、昼は冷蔵庫の整理も兼ねて、残り物オンパレード・・・唯一、奮発したのは中央の小鉢・・・四日市の、小エビ、切り昆布、シジミの佃煮・・・日本で一番おいしい佃煮だと思う、つくづく、そう思う・・・これがねぇ、減塩中の夫がいると、なかなか食べられない・・・だいたい、このような食事は、夫の最も嫌うメニューです。 「なんだか、ハッキリしないな・・・おかずは、どれだ・・・」と云うにきまっているのです。 ![]() で・・・さて何をしよう・・・とりあえず、タルタ・タタンの成功で、前から試そうと思っていた、アレンジ・・・タルトはバターを多めにして薄く薄く・・・林檎も、薄く薄く・・・。 ![]() 出来上がりが目に浮かぶようです・・・出来たら、今夜の映画会に持って行き、拍手喝さい・・・なんて想像して、ニヤニヤ・・・さて・・・。 ![]() 翌日・・・なんだか食欲がなく・・・文字通り、みすぼらしい残り物パレード・・・写真までボケてる。そのわけは・・・。 ![]() あぁ――――!やっちゃったんです・・・。 タルトに「舐めたらアカンぜよ!」と、怒鳴られた感じ・・・。 ![]() はい・・・舐めてました・・・タルトも夫も・・・以後、気をつけます。 「注射針なんかが落ちてたりしますがね・・・心配ないです」と、長島画伯・・・なにしろ、男二人がついているのですから、どこに行くのも安心・・・リスボン裏町散歩です。 ![]() 古き良き時代?のアルファマあたりでしょうか・・・代々続く、怪しいお商売の母娘?・・・などと勝手なイメージが膨らみます。 ![]() リスボン下町の“お約束”の風景です。 ![]() わかるなぁ・・・楽しい・・・。 ![]() なにやら、人間のたくましさのようなものを感じます・・・。 ![]() この人も、花が好きなのねぇ・・・。 ![]() あらら・・・。 ![]() この辺りには、ちょっと不似合いな…と思ったら、スコットランドから移住して来た、おばさまの家でした。 ![]() 洗濯ものの干し方にも、人柄が現れます・・・おおざっぱだけれど、明るくて世話好きな肝っ玉母さんタイプ? ![]() 共稼ぎで忙しい?花好きの苦肉の策・・・でしょうか。 ![]() 人々の暮らしがむき出しになった、リスボンの下町散歩・・・これがリスボンの観光名所の一つでもあります・・・観光客をそそるものは何なんでしょうか? 私たちの世代では、なんとも懐かしい風景です。「ヨーロッパ最後の田舎」・・・として、ヨーロッパの人々にとっても、心のふるさと・・・のようなものなのかもしれません。 あ・・・ ![]() 違う、違う・・・あり得ない・・・シェナかと思ったら、麻薬中毒の兄さんの犬でした・・・こんな飼い主にも忠実。いじらしいことです・・・。 ![]() おっ・・・走って行きました。 ![]() 「ロネ!」と呼ぶと、滅多に感情を表さない彼の表情が変わり、ちょっと小躍りしてから重い体をぶつけてきました。泳いで来たらしく、全身ずぶ濡れ・・・私もびしょびしょ・・・。 ポルトガルに戻って、初めての再会です。 ![]() いつもは、構わず行ってしまう親父も、珍しく私たちの再会を眺めていました。 つい先週のことです。まだ肌寒く、風の冷たい朝でした。 ![]() そして、今朝・・・「ロネ!」と呼んだら・・・。 ![]() 振り返った・・・しかし、尾は振るものの、起きようとしません。暑いのです・・・急に夏が来て、人も犬もバテ気味です。 あら・・・太った? ![]() 相変わらず、顔に貝が・・・いい子、いい子してやったら、クゥ、クゥ・・・と、甘えた声を出しました。 ![]() 家に帰って、ロネの話をしたら・・・。 「うん、うん・・・そりゃ、カァちゃんがいなくなって、ストレスがなくなり、太ったんだろう・・・うん」と云いました。 もしものことがあったら・・・アタシなんか、どんだけ太るんだろう・・・と、心の中で思い、恐ろしくなりました。 再びのリスボン出張・・・二泊三日の旅でした。あらかたの取材は終わったので、今回は実際に歩いてみました。 リスボンは丘の街。上へと目指すと必ず、こうした景色に出合います。 ![]() アルファマ・・・生活の匂いのする迷路のような路地が続きます。これが観光名所・・・というのも不思議ですが・・・なぜか楽しいのも不思議・・・。 ![]() 人々の暮らしのすぐ脇を路面電車が通り抜けていきます。 ![]() 小さな店先に生活用品と土産物が所狭しと並んでいます。 ![]() 郵便屋さんを待っているようです。 ![]() 暮らしの中のささやかな楽しみが垣間見られ・・・なんだかホッとするのです。 ![]() こんな坂を登ったり・・・。 ![]() 下ったり・・・6月13日に行われる、イワシ祭りの飾りつけの準備が始まっていました。 ![]() 案内して下さったのは、二人の男性。先を歩くのが絵描きの長島さん、後ろが映像作家のタカシ君・・・二時にあって、休憩二回・・・おしゃべりをしながら、六時間くらい歩いたでしょうか・・・食事が終わったら、11時を過ぎていました。あぁ、楽しかった。ありがとうございます。 続く・・・。 なにかと頼りにしていた、ネエさん・・・。 ![]() ブログの写真でおなじみだったので、猫好きのパリ組の二人は、わざわざ会いに行ってくれたり・・・その後も、いつも気遣ってくれていました。 ![]() 戻ってから、何度もお住まいに伺いましたが、お留守・・・それどころか、水や餌の跡もなく・・・また引越しされたのかしらと・・・。 ![]() 昨年の秋、夜の散歩で再会した時のネエさん・・・少し、痩せてはいたけれど、小奇麗になって、お顔の大きさは相変わらずで、ホッと胸をなでおろしての帰国でした。 ![]() このおっぱい姉さんに可愛がられ、安心していましたが・・・。 ![]() 大きな犬に噛まれて亡くなったそうです・・・車の通らない狭い路地で、交通事故に会うこともない・・・と、おっぱい姉さんとも話していたのですが・・・それが仇となりました。犬に襲われても、車が駐車してあると、猫たちの逃げ場になるのです。 ![]() 市場のカフェで会った、おっぱい姉さんに事情を聞いているうちに、おっぱい号泣・・・私ももらい泣きしました・・・誠に残念です。 “ホンマかいな・・・”と思いましたが・・・五月六日、66才となりました。 天候が悪く、長いことテラスに上がっていませんでしたが、恐る恐る覗いてみると、薔薇がたくさん咲いていました。荒れ放題の庭に咲き乱れる薔薇・・・「秘密の花園」のようでした。 ![]() 家中に薔薇の香りが漂う、静かな、いい誕生日でした。 ![]() 誕生日プレゼントは・・・お気に入りの店が全部つぶれ・・・最後に残った一軒のブティックも風前の灯・・・全商品70%引きということで、誕生日には誠にふさわしくない状況・・・28ユーロ(約3000円)の夏用のワンピースを買ってもらいました。 ![]() 土曜日の市場の花です・・・200円なり・・・。 ![]() 夫のこだまさんは、体調を崩していて、2か月も禁酒をしていましたが「大酒を飲んでいた人が急に禁酒をすると早死にする・・・」という記事を読み、解禁としました。 へぇ~、夫婦でたしなむ程度に・・・という理想の飲み方が、いつまで続くのでしょうか・・・。 ![]() 28ユーロ・・・には、さすがの夫も気が引けたのでしょう・・・お小遣いを少々・・・これが今までの誕生日プレゼントで最も嬉しかったかも・・・さすが結婚33年・・・目覚めるとテーブルにメッセージ「長生きしてください・・・」だって・・・なんのためかなぁ? それから仕返しの“抱擁 ”・・・家中を追いかけまわされ、ついに喧嘩になりました。 タルタ・タタン・・・大失敗!もう作られた方も何人かおられ、大変申し訳ないことですが、一つ大事なことを忘れていました。パイ生地を林檎に乗せた後、ホークで穴を開けます。二度目に焼いたとき、イザベルも忘れていて、そのために林檎の果汁が下に残ってしまいました。「捨てればいいのよ・・・」と、イザベル先生は簡単におっしゃいましたが・・・穴をあけると汁は出ません・・・ごめんなさ~い! さて、遠方からお客様・・・会うのは十年ぶりでしょうか・・・魚好きの漁師ゆえ、鯛とイカの刺身、同じく外国暮らしなので、懐かしいであろうひじきの煮もの、アサリの生姜煮が残っていたので、ネギを焼いて和えました。蕪の塩麹まぶし・・・完全日本食です。 ![]() 小さいけれど、鯛のかぶと煮・・・夫が作りました。 ![]() イカは生姜醤油に漬けたものを焼きました。これも夫です。 「日本食、食っていないだろうから・・・」と、張り切りました。 ![]() スペイン人の奥さんとの間にできた子供たちです・・・結婚二十年もして授かりました。可愛い~!・・・けれど、相当なワル・・・らしい。 ![]() 奥さんのコリンちゃんと子供たち・・・10年前は少女のようでしたが、なんだか色っぽくなっています。 ![]() 地中海で夫と同じマグロの畜養にかかわり、スペインのカルタヘナにプールのある立派な家を建てました。バカだけれど、こんな犬も飼っています。そして・・・。 ![]() アハハハ・・・親父だぁ・・・父ちゃんの森君です。三十年ほど前にアフリカのスペイン領セウタにやって来た時、彼は19才でした。髪の毛は当時はやりの大きなヒサシスタイル・・・土佐清水で小さい時から仕込まれた本物の漁師の口癖は「日本は、ええのぅ・・・帰りたいのゥ・・・」寂しがって、私たちの後を金魚のフンのようについて回っていました。 ![]() 日本に帰りたがっていた彼が「スペインは、ええのゥ・・・」といいだしたのは、翌年・・・まだ高校生だったコリンと知り合ってからです。スペイン人にしては珍しくおとなしいコリンは、セウタの会社が倒産したときには、森君と一緒に大阪についていきました。数年はトラックの運転手などをして食いつなぎ、再びスペインに戻ったのです。 デザートも日本の桜蒸し菓子・・・スペインの田舎では到底手に入らないもので、喜んでくれました。日本語を使わないので忘れてしまったといいながら、よくしゃべったのだけれど、土佐弁なので、スペイン語と同じくらい難解でした。 ![]() アフリカで一緒に働いた七人の男たちの中で、今も同じ仕事についているのは、夫と森君だけです。十年ほど前、夫が心臓を悪くした時には、二人でポルトガルまで訪ねてきてくれました。 スペインの会社がポルトガルの沖合にマグロの定置を作ることになり、しばらくは単身赴任で近くにいます。夫とは、いわばライバルということになります。 毎週末は、家族が恋しくて、片道七時間もかけてスペインに帰っています。若いのねぇ・・・。 縁のある人が無事でいてくれることは、大いに嬉しく、幸せを祈らずにはいられません。
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