フランス人ベネディクトの犬、アドックのご滞在は、二週間目に入りました。ベネのお母さんが亡くなったため、帰国が少し伸びるようです。
いえ、別に問題はないのです。聞きわけもよく、ご機嫌もすこぶる麗しく・・・フランス語しか通じないので、私の勉強にもなっているわけでして・・・ケ ス キ リ ヤ・・・。
15歳以上はいっているものと思われ、年寄りゆえ、こうして日がな一日、寝ているわけでして・・・。
おとなですから、もういたずらもなく、気がつくとそばにいてくれます。
出かけるときも、こうして追っては来るものの「ア、クシェ・・・」と言うと、ベットに戻ります。
ときどき外に出すと、用を足します。
可愛くて、おとなしくて・・・
ところが・・・こいつ、噛みます!
ものすごくアグレッシブ・・・犬を見ると襲います。大きかろうが小さかろうがお構いなし、突進します。とても老人とは思えない力で、飛びかかり・・・そりぁもう、人が(犬が)変わってしまうのです。口輪をすると一歩も動きません。頑固です。
したがって、せっかく犬がいるのに、ひと気のあるところは散歩ができず、車で工事現場あとなどに連れて行き、犬がいないか、あたりを伺いながらの散歩です。
こんなときは、フランス語で「オララララァ・・・」犬は、見かけによりません。