パリのソルボンヌ大学の近く、ホテルの窓辺のゼラニュウムです。忘れられません。
「ミツコ・・・いま、どこにいると思う?」
木曜日にベネディクトのお母さんの葬式に出たイザベルは、そのままパリにとどまり、サンジェルマン・デ・プレでお茶を飲んでいました。羨ましがらせようと、電話をかけてきたのです。
それにしても、辛い時期に、イザベルが帰国していたことは、どんなにベネの助けになったことでしょう。
我が家のベランダに、パリのゼラニュウムを再現しようと試みて一年・・・叶いませんでした。
パリ組の滞在予定の部屋の真上を、花一杯にしたかったのですが、間に合いませんでした。
花はよくつくのですが、気候のせいか、力強く咲いてしまいます・・・気にいらぬ・・・。
私の帰国の間の水やりでは、夫と女中の間でいつも軋轢が生じ、今回は夫だけに任せました。
我が家のネロ様はなにごとも過ぎる方ですので、水をやりすぎ、うどんこ病が発生・・・かなり思い切って、処理をしました。。
あらら・・・すぐに力強く復活・・・北側のベランダで光も温度も充分なのです。南側に出すと、半日で枯れ果ててしまいます。
パリ組が帰国中で、イザベルはとても残念がっていました。
イザベルのプールサイドでくつろぐパリ組の二人・・・もう、三人ともいません。ついこの間のことですのに、遠い昔の出来事のように思います。
その、パリ組の幼馴染のリュンヌがやってきたのは、さらに最近のことですが・・・これも、夢の中の出来事のようです。
幻のマレフィスのリュンヌは、今ごろどこにいるのでしょうか。
さらには、パリに行くたびに逢っていた"Chez Bonnet" の、望ちゃんも帰国しました。なんだか寂しいです。
みんな、元気で・・・。
今年は、新しい出会いがあり、別れがあり、なにやら変化の多い年のようです。