四月の16日は夫の誕生日でした。いつもは隣町までこっそりと行き、ヘソクリでプレゼントを用意していましたが、今年は体調が悪く出かけることができませんでした。
そんなわけで、今年のプレゼントは・・・市場の大量の薔薇、500円ほど・・・そして、熱い抱擁・・・御迷惑だったでしょうか?
花と云えば・・・これ・・・花だらけ・・・
よく見ると・・・親父だらけ・・・
近くの村の祭り。村中の男たちが花束を抱えて教会に集まるのです。花はすべて庭や草源の野生の花・・・これが素晴らしいです。
花束は女たちが作るのらしいけれど、それぞれが趣向を凝らしています。
やがて男たちは整列し・・・
この花の絨毯の上を「ハレルヤ!」と合唱しながら行進していきます。
かつては近所の農家の人たちだけの小さな素朴な祭りでした。
近頃は観光客が増え、年々豪華になり、人々の服装も立派になってきました。
昔、この祭りに行く途中の森で、私と夫は、小さな花束を持った森の妖精に会ったことがあります。しかも、それは、おじさんの妖精・・・私の本を読んで下さった方は御存じかと思います。
毎年楽しみにしていましたが、今年は行けませんでした。