「ミツコー、花が咲いたよー!」田舎に住んでいる、みんなが庭に誘ってくれます。
「今年はきれいに咲いたわよー!」フランス人べネのテラスのブーゲンビリアです。
去年の今ごろは、なぜか咲きませんでした。
イザベル、べネ、オランダ人のドリーンは一人暮らしなので、この時期になると庭の枝打ちや草刈りを協力してやっています。全部終わるのにひと月はかかります。
去年の今ごろ・・・そうです、パリ組を乗せ、4500キロも旅をした車です。一緒に草刈りを手伝ってくれました。
楽しい楽しい日々でした。もう一年がたつのです。
仕事が終わると、みんなで一杯やるのが楽しみでした。
今年は参加できずにいたら、ドリーンが花を摘んで持ってきてくれました。ありがとう。
イザベルがいなくなって、みんなが集まることが極端に減りました。あれから彼女の家を訪れたものは一人もいません。アルファローバの大木も寂しいことでしょう。
赤いコクリコの花が咲くと、そろそろ花の季節が終わります。
終わっちゃうよ・・・花たちの囁きが聞こえてきます。
パリ組は、忙しい仕事の合間に、義捐金を集めるために奔走しているようです・・・偉いです。