教会に向かって敷き詰められた野の花・・・。
いつもはおおざっぱなポルトガル人も、さすがに気を使っています。
雨季に雨が降らず、草原には花が見当たらないのに、よく集めたものです。
よくよく見たら、これは木くずを顔料で染めたものです。一体、誰が思いついたのでしょうか・・・切羽詰まれば、ポルトガル人だってやるのだわ・・・感心・・・。
これが祭りの正しい迎え方・・・おばちゃんは、偉い・・・。
おっさんは、つるんで待つだけ・・・。
ここの男たちは、なぜか花を担ぐ・・・。
おっ・・・マフィア?
こういう奴が、案外、ワルなのよねぇ・・・。
あっ・・・組長・・・お疲れさんっす・・・。
このやさ男は、きっと、キャバレーかなんか仕切ってるのね・・・。
こちら、庶民グル―プ・・・スーツを持ってません。
花がなくって、アフリカキャベツ?を一本引きぬいてきたオッサン・・・みんなに笑われてました。
あ・・・指詰める代わりに、歯、抜かれたか・・・。
花に埋め尽くされた教会前の広場・・・壮観です。これから、行列を作り「ハ―レルヤ!」と合唱しながら街を練り歩くのです。
なにが素晴らしいかって、花束はすべて庭か草原のものなのです。花屋の花は一輪もありません。花好きにはたまりません。この祭りを毎年楽しみにしていますが、イースターの前の日曜日・・・とか、いや、後の日曜日、などと、ガセネタに惑わされ見逃すことがあります。今年は、四か所に問い合わせ、無事に見ることが出来ました。花が少ないせいか、参加者はいつもの半分でしたが、お天気に恵まれ、大満足でした。来年も見られるかしら・・・。