川の街、タビラです。先週、イザベルと私を駅まで迎えに来てくれたベネディクトが「ミツコ、いいもの見せてあげる・・・」
野原一面、ピンクに染まっていました。雨季に雨がなく、雑草でさえ芽を出さなかったにの、雨が上がるとこの通り・・・待ちかねたように花が咲き始めました。写真がねぇ・・・花の色が出ていない・・・高いカメラよ、働け!
ベネノ家の裏庭にも、緑が蘇り・・・。
さらに奥に進むと・・・。
そこには、探していたほとんどすべての花が・・・あぁ、欲しい花がみんな見つかりました。
いつもよりは少ないとはいえ・・・あぁ、うれしい・・・今年もこんな風に楽しむことが出来ました。
あざみも、野生のセージも・・・いつもよりちょっと優しい感じ・・・でしょうか。彼らも咲くのを待っていたのでしょう。
あ・・・その中に妖精発見・・・パリから来たライアです。日本人だけれど、両親はフランス人・・・日本語で挨拶が出来ました。恥ずかしがり屋さんも、花の髪飾りを作ってあげたら「メルシー・・・」と、はにかみながら言ってくれました。美しい少女です。どうぞ幸せに・・・。
ここにも、あそこにも・・・夢中になって妖精と花を摘んだ午後でした。
この春は、雑草でさえ芽が出せないほどの厳しい水不足でした。春の嵐はまだ続き、肌寒い日が続いています。しかし、水不足を考えると雨も嵐もありがたいような恵みです。
テラスに行ったら、我が家の庭にも、ようやく雑草が・・・薔薇もたくさんの蕾を付け、二か月も遅い春の訪れです。