土曜日の朝市で花は買うものの、活ける気力がなく、台所で枯らしていました・・・うれしい・・・野性味たっぷりです。
農家の畑の脇にでも咲いているのでしょう、果肉植物です。
ナスタチゥムは、ここでは雑草扱い・・・。
すみれは、そこいら中で一年中咲いています・・・あ、タンポポ・・・。
そして・・・屋上で咲いていてくれたシラン・・・放置してありましたが、ようやく切りました。昨年、ほとんど人にあげたのですが、残っていた鉢でしっかり育ち、また咲いてくれました。黙って咲いていてくれました。
新しい花瓶です。先日の蚤の市で、3€(400円)
そして・・・この話は・・・毎年しているような気がしますが・・・96才でなくなったアメリカ人、イブリンとともに旅をした日本のシランです。
戦前、サンフランシスコでイブリンが知り合ったヨシコという日本人が、持ってきたシランをイブリンがもらいうけ、戦争後、ヨシコが収容所に入れられたとイブリンは知りますが、見つけられませんでした。その後、イブリンはニューヨークに渡り、イラストレーターとして仕事を得、スチュピットなイタリア人と結婚し、女の子を一人で育てました。60才の時、イブリンは仕事を辞めてポルトガルに来ました。その時に大切にしていた「ヨシコのシラン」を持ってきたのです。そして、日本人の私のもとで、生き続けているシランです。
全く・・・年をとると、昔の話ばかりねぇ・・・。