曇っていたけれど、出かけました・・・やってる!
「男の花祭り」・・・と、勝手に命名。サン・ブラスという街のイースターの祭りです。
花の絨毯は当日、朝の4時から村人総出で、敷き詰められるそうで・・・大変な作業です。
雨が降り出すとカフェに避難・・・
親父が主役は、1年でこの日だけ・・・多分・・・
ん・・・なにか、ごようですか?ガンつけられたのか、見つめられたのかは不明・・・
親父に花はよく似合う・・・ということを、この祭りで知りました。
「俺の新しい彼女見せるぜ・・・」若者は、どこも同じ・・・
整列・・・
いよいよ出発です・・・
「アーレルヤ!」と、合唱しながら、教会から街へと繰り出していきます。
花の絨毯は、踏みつけられて、ローズマリーやアニスのいい香りが立ち上ります。恍惚・・・。
あ・・・美少女・・・いけにえにされませんように・・・と、祈りました。
昔は、群衆の中に、森に住んでいる「おじさんの妖精」が紛れ込んでいたものでした。しかし、祭りが観光化するにつれ、その姿はみられなくなりました。
私と夫は森の中で「おじさんの妖精」に出会ったことがあるのです。彼は緑色の少し大きめの古い形のスーツを着て、小さな菫の花束を持っていました。ウソだと思うなら・・・私の本「南ポルトガルの笑う犬」読んでごらん・・・。