なにごとの・・・
おわしますかは・・・
しらねども・・・
かたじけなさに・・・
涙・・・
こぼるる・・・西行
花、花、花・・・どこに行っても、花・・・巨大なひなげしを見つけました。前の晩は、このようにうつむき、しおらしい様子だったのが・・・
翌朝・・・にっこり笑って、上を向いていました・・・
コクリコ・・・というより、花だけ見ると、大輪の牡丹のようです。
上は、春の南ポルトガルの花の草原を見るたびに思い浮かぶ、歌です。
西行が伊勢神宮に参ったときに詠まれた歌だそうですが、私は、どこか景色のよいところで詠んだ歌かと思っていました。いずれも、神の存在と、その力を意識せざるを得ない・・・というところでしょうか。
願わくば 花の下にて 春死なん そのきさらぎの 望月のころ 西行
花の野原に佇んでいると・・・この心境にもうなづけます。