花見に来い・・・と、ピーちゃんに誘われました・・・呆然とするほどの藤の大木・・・満開です。
むせかえるような香りが漂って・・・なにやら不穏な気配すらある美しさ・・・
退廃上手、ピーちゃんの買った最後の家・・・街中にありますが、この藤は通りからでは見えません。
何もかもが藤の蔓に絡みつかれ・・・
一階の中庭から、屋上の上に伸びています。
正面の黄色の家は、私たちが10年も住んだ家・・・毎年、藤の花を楽しんだものです
ワインはみんなの持ちより、20人のお客に、チーズが少々のみ・・・でも、みんな楽しんでいます。ピーちゃんのパーティー上手には、いつも感心してしまう。
ベルギーからやってきた彼女・・・私のショートブーツを撮っています。
エドウィンがひとりで帰ってきました・・・ジュスチーヌは、ひと月ほど後になります。
ピーちゃんが登場すると・・・靴は?という問い合わせ・・・はい、素敵なバックスキンの冬もの・・・ジャケットは、夏ものでした。
左の人は、ピーちゃんがスペインから拾って?きたスコットランド人のミュージシャン・・・皮のカーボーイハットをかぶり、ちょっと、遅れてきた小林旭みたいで・・・私と夫は"アキラ"と、命名。
五時から七時という約束でしたが・・・灯りが灯る八時にお開きとなりました。
この家には、きれいな顔のホモのおじいさんと、シェパードが住んでいましたが、亡くなりました。お悔みに行ったら、夏だというのに、大きなクリスマスツリーが飾られ・・・姿見が・・・きれいな顔のおじいさんは、きっと毎晩、自分に見とれていたのでしょう・・・怖かったです。
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