どうしているかなぁ、子供たち・・・相変わらず笑ったり泣いたり・・・毎朝、ヨメが子供たちを学校に送って行く間、セザールがやってきます・・・お腹がすいて泣いていたのだけれど、満腹するとこの笑顔・・・目にはまだ涙がたまっています・・・可愛いなぁ。
魚が獲れたから寿司にしてくれ・・・と、イザベルの友達から電話・・・Lieu Jauneとかいうタラの仲間らしい・・・残念ながら頭は捨てたらしい・・・三枚におろしてから、心配なので一時間ほど冷凍・・・
薄くそぎきりにして、ブルターニュ産青のりで〆てみた・・・香りがすごく強い。そういえば、日本の海苔は香りがなくなったね。半分はオリーブオイルとレモンでマリネ、半分はわさびと醤油で・・・器はポルトガル時代に河原で拾った石板、庭の松葉を敷き詰めて・・・美しかったです。
作った料理は・・・前菜には人参とタマネギ、セロリの葉の天ぷら、アペリティフはジントニック・・・ワインになって刺身、箸置きは、椿の葉とぶどうの実・・・メインは・・・
写真を撮る暇がなく・・・これは翌日の昼にも食べた残り物・・・鶏の照り焼きどんぶり・・・これは大変喜びました。ごはんに甘辛いタレが受けたようです。付け合わせは、ほうれん草の胡麻和え、そして残った魚の骨で潮汁・・・これには驚いていました。
デザートは、庭で積んだ野いちごとアイスクリーム、イザベル手作りのフルーツソースが美味でした。
今のところ唯一の友達らしい、ミッシェルとミラン夫婦・・・石油会社に勤めていたミッシェルは定年して毎日船で釣り三昧・・・中東に長く住んでいたので、外国人に対して抵抗がなく、楽しい一夜でした。
この日は満月・・・12時過ぎまでおしゃべりが続きました。
ブルターニュの帰りにパリに寄ったのは正解でした・・・直接ポルトガルに戻ったら、寂しさが倍になっていたかもしれません。
帰ってから送ったメールは・・・「 楽しかった・・・ありがとう・・・またね・・・」と素っ気ない・・・返事は「私もよ・・・庭仕事であなたの肩が悪くなっていないか心配・・・またね」と、これも素っ気ない・・・そういえば、帰る前のイザベルは機嫌が悪かった・・・今度会えるのはいつかしら・・・。