なぁ〜んにもないと思われるところにも、人が暮らしていれば、何かが見つかる。大村駅にはいつも花が活けてある。私の好きな池坊です。時々、素晴らしいことがあります。
寂れたアーケードの老舗の宝石屋にも花が・・・飾られているのは土地柄、以前は真珠が主でしたが・・・なにやらモダンなものが・・・
ここも宝石屋です・・・ほとんどの店は閉まっているのに、よく見ると、宝石屋が五軒も・・・女物のブティックや雑貨屋も、空き店舗の間に、結構あります。後は仏具屋、小さな市場・・・金を握っているのは女なのでしょう。
魚屋さんの店先です。
ひとっこ一人ない松原の海岸には、はまなすが群れをなしていました・・・実物を見るのは始めてで、花が咲いたらさぞ見事なことでしょう。人がいなくて、花を愛でる人がいるのかどうかはわかりません。
そして・・・これ・・・これは日本のどこにでもありますか・・・
これは、南ポルトガルの春を告げる花、サンタノイテです。葉はクローバーに似た繁殖力の強い野草です。
かつて日本では見たことのないこの花を始めて見つけたのは、麻布十番の街路樹の根元でした。その後、恵比寿でもみつけ、私の住む伊豆の山でも発見、数年前から、義父母住む長崎の小さな街でも見かけるようになりました。どこも、私がよく行く場所なのです。もしかしたら、私の服について、南ポルトガルからやってきたのでしょうか・・・なんて、埒もないことを考えて、暇をつぶしたのでした。