東京の桜を満喫、伊豆の山に戻ると再び桜に迎えられました・・・このような景色が日本人の心を育んできたのですね。
母の最後の花見は、近所の梅でした。「桜・・・見られるかしら・・・」と、満開の梅を見上げて、母はつぶやきました。その半月後、母が見られなかった桜吹雪のなか、成田行きのバスのなかで人目も憚らず号泣したことを昨日のことのように思い出します。
この時期は、明るいうちにお風呂にはいります。手前のソメイヨシノは、かつて窓を覆っていましたが、木こりの夫がバッサリと切ってしまい、寂しい限りです・・・今年は根元から切るそうです。バカね・・・。
寝室の窓からも山桜が見えます。朝一番の楽しみです。
母に伊豆の桜を見せたでしょうか・・・記憶にありません。いずれにしろ、若いということは残酷なことですね。母の気持ちなど、考えたこともありませんでした。
さて・・・伊豆の山の楽しみ・・・夫とご近所のお庭にワラビ摘みに行き、あっという間にこんなに採れました。
前回は茹でてしまいましたが、今回はfranさんの方法で・・・
薪ストーブの灰をかけ・・・多過ぎた ?
熱湯をかけ・・・
新聞紙をかけて一晩置く・・・
もう一つの方法は、塩と小麦粉を混ぜて沸騰させ、三分茹でる・・・水に10分晒すと出来上がり・・・という大変早い方法・・・
色はとてもきれいに上がりましたが・・・灰汁は抜けていませんでした。茹で方が足りなかったかもしれません。
もう一つ、一般的な重曹を使ったものも再度挑戦・・・北鎌倉のみどりさんによると、茹でるのではなく、重曹の入った熱湯をかけて一晩置く・・・というもの・・・近所の畑にいるおじいさんやおばあさんに聞いたり・・・こういうことは、地方により、家により、違っているようで・・・南ポルトガルのオリーブの漬け方によく似ています。質問した私を差し置き、最後には喧嘩になってしまうのでした。さてさて、明日が楽しみです。