六本木のミッドタウンに行きました。地下鉄がビルのなかに着きましたが、外に出られない・・・「動かないで下さい・・・」と、言われ、迎えにきてもらいました・・・てへへ・・・まずはビールで乾杯・・・このライムをぎゅっと押し込んで飲むらしいです。
オイルサーデン、イイダコのバジルソース、マシュルームのアヒージョ(これがおいしかった)、子羊のグリル・・・どれも、大げさじゃなくて、いい感じ・・・
バツは、最近流行の店らしいです。外のテラス席が人気で、予約しないと席がないこともあるそうで、パーティーによく使われるそうです。
知る人ぞ知る・・・吉田さんとは、私の展覧会以来です。いつもオシャレなの。ここは馴染みの店らしく、若い従業員に人気があるようで、みんなが挨拶に来ます。この人は店長さん・・・
展覧会でお世話になった、ポスター・ハリスの、まちこチャン・・・酒豪です。吉田さんが帰ったあとは、ワインにして・・・結局、閉店まで飲みました。他の店を二人とも知らないのです。
ワインのアテは、小エビ・・・プリプリ・・・
小さなイカスミパエリアは、ツマミにもなります。
吉田さんは、中央公論の「海」の名物編集者だった人で、現在、80代半ばのはず・・・スキーのやり過ぎで半月板を痛めリハビリ中。遠出が無理で、お宅に近い六本木で会うことになったのです。いつもなら、スケボーで颯爽と現れるのだけれど・・・この半世紀以上の文壇、文化人に関しては生き字引のような方です。彼に見いだされた作家も多いのではないでしょうか。昔は、電話を持っている作家などはなく、原稿依頼も、現金を懐に田舎の作家の家まで、直接訪ねて行ったそうで、留守なら、また出直さなくてはならない・・・作家や著名な文化人たちの夜の素顔とか・・・面白い話しがたくさん・・・現在の、オシャレな料理本の先駆者でもあります。あぁ、ここに九條さんがいないのが寂しくてたまりません・・・。