Paris 市内からCDG空港に向かったのは夕方です。途中のこの煙突が大好きで・・・しゅうしゅうと、きれいな煙がでています。これを見ると、いつも、デビット・リンチの映画を思い出すのです。
出発は11時過ぎ・・・チェック・インをしていると、カウンターで業務をしていた係員が消え、突然、場所を移動するように言われました。なにが起きたかわからず、大混乱・・・すると今度は、外に出るように指示が出され・・・空港内はもぬけの殻・・・武装した迷彩色姿の男性がウロウロしています・・・テロ ? どうやら、持ち主の分からない荷物があるとのことで、騒然・・・なにも説明のないまま、一時間以上も外で待たされ・・・しかし、なんとかParis を脱出したのでした。Paris は、現在も最高レベルの警戒態勢だそうです。
いつもは東京に一泊しますが、羽田着だったので、そのまま伊豆に戻りました。夜の10時に家にたどり着き、翌朝、まずは花を生けました・・・刈らずに置いておいた野アザミが咲いていました。ありがとう。
セロリとエリンギのナムル・・・
鯖の干物・・・器が素晴らしい・・・作ったのは・・・
この人・・・スイス人、ロックです。鯖の皿の脇の湯のみも彼が作りました・・・「伊豆の魯山人だね・・・」と、言ったら、キョトンとしていました。そうか、キミは魯山人を知らないのか・・・本を探してみましょう。
あまり甘くないイチジクをオーブンで温めます。焼くのではなく、温める程度に火を入れるらしい・・・きれいね。庭のローズマリーが乗っています。
さらに乗せると、きれいに開きました。蜂蜜とクリームチーズのソースがよくあいました。
帰って、食べたかったのがけんちん汁・・・丁度、下界のリサ子ちゃんから電話があって、夕食を誘われたので、けんちん汁の大鍋を持って行きました。有り合わせで、豪華なディナーとなりました。
また伊豆の山の暮らしが始まります・・・今度はうまくやっていけそうな気がしています。