今年は暖かいような気がします。しかし、ついに朝晩は薪を焚く季節になりました・・・なんだかうれしく、山の暮らしの冬の楽しみでもあります。
長いこと乾いた紫陽花を飾ってありましたが、伐採した枝を活けました。栗 ? でしょうか。伊豆は暖かで紅葉はあまりしません。それでも秋の風情・・・。
裏山で集めた実物や葉でリースを作りました。実に大雑把・・・。
こういうものの名前を知らないのはつまりません。
風の当たらない茂みで、なんと水仙が咲いていました。どれも蕾をたくさんつけています。普通のことなのか、おかしな天気であるのかは分かりません。
お掃除もして、お客様を呼びました。いつもの手間入らず、ポルトガル風寄せ鍋 ? です。たまねぎ、トマト、ニンニク、パプリカ、イカ、アサリ、豚肉を乗せて塩胡椒・・・これを二段に重ねてローリエ、タイム、イタリアンパセリなどを乗せて火にかけるだけです。残ったスープに固めに焚いたご飯を入れてリゾットもおいしいです。
お客様は、下界のリサコ。ロック・・・とっておきのイベリコの生ハムを出しました。四人で会うのはひと月ぶりくらいでしょうか。
持ち寄りということで・・・ひゃあ〜懐かしい・・・ビーツのサラダです。この辺りではなかなか手に入りません。庭のディルを散らして、私たちにとってはヨーロッパの定番の味です。その他、ビーツの茎とベーコンの炒めもの、春菊の胡麻和え、大根の葉のピクルス ? そして、ロックは・・・
私の大好物、ラ・フランスのパイ・・・世界で一番おいしい・・・と思うの・・・
さらに・・・可愛らしいリース・・・私のものとは随分と違う。繊細なのです。性格はこういうところに如実に現れるものですね。
リサコちゃんは、体調を崩して入院していました。他にも病気が発見され、検査結果を待っています。私もMRIの検査の結果を待っているところで・・・相哀れむ的ディナー。ロックは年明けに、再び伊勢丹のイベントがあり、とても疲れた様子です。それぞれが大変な、こんな中で、夫だけは、呑気な身・・・ひとりくらいは呑気な人がいないとね・・・薪の火が心地よく、暖かな中でおいしいひと時でした。