ひょいと現れた、香舟先生のハガキです。しっかりとした文字と文面から、随分前のものかしらと思って、よく読み返してみると・・・どうも、今年の夏の始めにいただいたもののようです。常に自分の頭でものを考えている・・・目先のことでなく、俯瞰して物事を見る目を持っています。
最後の「ダーチャおばさん・・・」と、あるのは、ターシャ・デューダーのことです。テレビのドギュメンタリーを観て、私に、あぁいう暮らしをしなさい・・・と、盛んにすすめて下さるのです。庭仕事をして、絵を描いたり、ものを書いて静かに暮らすこと・・・優しい物言いで、常に道筋をさりげなく示唆してくれているのです。何も言わないのに・・・お見通しだったようです。
長患いのために、先生のところにはいけそうにもありません。西片の「季の花展」などに、ご一緒できたら、さぞ喜ばれたことだろう・・・と、悔やまれてなりません。