朝目覚めると、こんな風景が目に飛び込んできます。伊豆もさすがに温度が下がり、やっと紅葉らしき様子が・・・この窓から、夜は美しい月がよく見えます。
美しく紅葉したこの木は、木こり(夫)が切ってしまったのですが、ひどくかぶれてしまいました・・・罰が当たった ?
暖かなところなので、紅葉は望めないのですが・・・見つけると、あ・・・と思って、印を付けて大事にしようと思っています。しかし、紅葉するものは、だいたいかぶれるものばかりのようです。
お気に入りのアンティックのテーブルや椅子も運び込み・・・ようやく落ち着いた落合のアパートでしたが・・・
ヨーロッパ旅行の間に、ベランダの鉢にいつの間にか山ごぼうがでていて喜びました。しかし・・・事情があって、でることにしました。そのうち、私たちが心から落ち着ける場所が見つかることでしょう。
全く、散々な一年でした・・・体調もすぐれず、年明け早々、再検査の予定が入り・・・しかし、分かっていることは、どれもこれも、自分の心のありようが生み出したものです。早く日本に慣れようと、焦っていたのでしょう。しがみつかない・・・執着しない・・・長い外国暮らしで肝に命じていたことが、なにひとつ生かされていなかった。それだけ日本の暮らしには、私たちにとって"謎"が多かったような気がします。そんな中で、先日のクロッキーの展覧会以来、夫は無事に日本に"着地"出来たようです。ご機嫌麗しく、忙しいロックの仕事を毎日のように手伝いに行き、家事をこなし、病気の妻を助ける・・・という成長ぶりには目を見張るものがありました。
来年の春には花で溢れる庭になるよう、毎日、土作りにいそしんでいます。待つことの楽しみ・・・これもひとつの知恵というものでしようか・・・気がつくのが、少し遅かったけれど。