舅の墓参り・・・家が増えている・・・彼らが半生を過ごした赤い屋根(右奥)の家が見えます・・・墓を受け継ぐものがいないので・・・墓の管理、維持・・・などについても問題が起きています。舅は、私たちに負担がないようにと、万事整えたつもりでしたが・・・それは口約束とのことで・・・えーーーー ! 墓があると、死んでからも金がかかるという、恐ろしい世の中です。
施設にお別れに行くと・・・義母が急に介護士の方に「こん子らは、長く外国におっとよ・・・」 あ・・・思い出した・・・しかし、名前は覚えていない・・・「あなたたち、昼は食べたと ? はよ帰って、仕事せんば・・・」と、盛んに気にします。誰が作ったのでしょう、押し花の作品が・・・押し花さんを思い出しました。
閑散とした大村から、博多のアーケードに・・・ものすごい人です。博多は景気が良さそうです。デパートなども東京より人が多いような気がしました。
私の本を出してくれている出版社、書肆侃侃房は博多にあります。打ち合わせを兼ねて、名物のもつ鍋・・・東京であっても慌ただしく、久しぶりにゆっくりと話が出来ました。いい本が出来るといいなぁ・・・
翌日は、義兄と叔父の家を訪ねました。すぐ近くの施設からおじが戻って、待っていてくれました。
私たちのことは、まったく覚えていないのだけれど・・・ニコニコ・・・夫と義兄が、家族の思い出話をすると・・・「君たちは、内の事をよく知っているね、どうして ?」と、不思議そうです。レディファーストを今でも貫き、施設で人気者だそうです。
これは、一年半前の写真・・・ニコニコは変わらない。施設を変わったら、とても状態が良くなったそうです。
夫婦で玄関まで送ってくれ、見えなくなるまで手を振ってくれました・・・この笑顔には、とても救われました。
老人の笑顔を作りだすのは・・・なんでしょうか。大事にされることよりも、やはり、愛情かな・・・わかるのでしょう。叔父は、叔母に、愛情を持って、とても大切にされています。