庭に出ると・・・薔薇の蕾が少し開いていました・・・ちょっと、お母さん似 ? 期待で胸が膨らみました。明日は咲くかしら・・・
横顔もきれいです・・・よし、よし・・・
しばらく庭仕事をして、振り返ると・・・大きくなっている。
お昼を食べて、覗いたら・・・開いている・・・
咲いた・・・お母さん似そっくり、うれしい・・・へぇ〜、一日で開くんだ・・・ほぼ半日、薔薇の番をしていたことになります・・・そして、なんだか矢も楯もたまらず、汽車に飛び乗り、出かけたところがあります。
香舟先生、発見の旅に・・・やはり・・・少し弱っていました。天候不順は、年寄りにはこたえます。珍しく、食べものがなにもなく・・・出前でも取ろうかと思っていた・・・と。体調が悪くてひと月ぶりでした。
伊藤桂一先生が亡くなったことも、辛かったようです。色々古いものを読んだりして「先生があんなに偉い方とは知らなかった・・・気軽におつき合いしていたけれど・・・伊藤先生には、陰になり日なたになり、若い時からほんとうにお世話になった・・・」と、話がつきません。十年ほど前の写真・・・お人柄の現れた、優しいお顔です。
いつも頼んでいた鰻屋は、出前をやらなくなったそうで・・・宮川を探し当て・・・おいしい、力が出る・・・と、喜ばれました。
熱々の吸い物は、ポットに入っていて・・・これがおいしいこと・・・お新香も自家製でおいしかった。
伊豆に戻ると、言い忘れたことがある・・・と、すぐに電話がありました。トランプなんかが出てきて・・・なんだか、戦争前のいやな気配とよく似ている、こんなときには、お金がらみの問題がよく起きるもので、株などに手を出さないように・・・こんな時期には、うまい話が持ち上がるものよ、そんな話に乗らないように、信二君(夫)は、人がいいから、友達が困っているとか、投資話とか、話が来ても、乗らないように・・・電話は、一時間にもおよび・・・お金、ないから、大丈夫よ、と言うと・・・あ・・・そう〜、よかったぁ、と、ようやく安心したようで、電話は切れたのでした。
いつどうなるか分からないから・・・と、家の整理をしているようで、足の踏み場もありませんでした。次回は、片付けにいこうと思います。