帰国以来、うんともすんとも言わないので、一体どんな薔薇かも分かりませんでした。あぁ、お前か・・・赤かったのね・・・テラスの蔓薔薇を挿し木したものらしいです。小さいけれど・・・咲いてくれてありがとう。
これは、帰国してからホームセンターで買いました。お母さん薔薇とはずいぶんと様子が違いますが・・・寒い中、小さな蕾でがんばっています。
ひと月以上も早く咲いた水仙・・・
菫にいたってはふた月早いです・・・道ばたにいくらでもありましたが、刈り取られてしまうので、助け出したものです。根付いてくれたようで、うれしい・・・
椿の下でひっそりと咲いていた水仙・・・これは、寒い寒いモロッコの冬の水田に咲乱れていたものと同じ種類で、二子玉川のガーデンセンターで見つけたものです。消えたと諦めていました・・・そうか、そうか、こんなところにいたのか、ありがとう。
お隣との境の生け垣が枯れてきて、隙間を埋めようと裏山から移植したニセ榊 ?・・・知らぬまに大きく育ち・・・あれ ? どうやら椿だったようです。ちょっと薔薇のように見えます。木は大きいのに、たったの一輪・・・。
香舟先生のところからやってきた"嵯峨の月" は、よく咲きました。すっかり横たわり、切りましたが捨てるのに忍びなく、一日だけ活けました。来年も楽しみにしているからね。
そして、アザミ・・・これも狭い庭を我がもの顔に咲いていましたが・・・来年は、近所の空き地に移ってもらうことにしました・・・ただし、刈られないところを探さないと危険です。刈り取って、蕾を活けたら花瓶の中で咲きました・・・恐るべき生命力です。
二年経って、自分の庭になにがあるのか、少し把握できてきました。そして、分かったことは、我が庭はそれほど広くない・・・そこかしこに愛らしいものがあり、薔薇にいたっては、二十本くらいあるようです。もうなにも買わず、あるものを大切に、とにかく花が咲いてくれるように、大切にお世話していこうと思います。