まるでハリウッドの映画スターの乗るような、ベンツのオールドカーが横付けされ・・・
田舎道を走ります・・・音楽も懐かしいものばかり・・・
フゼタ・・・私たちにとっては、懐かしいところです。
車がないので電車で行くつもりだった、蚤の市です。ビスタ・アレグレのオールドセットを早速見つけました・・・が、買わずに眺めるだけ・・・
あ・・・ロシア人、ガリーニャです。帽子ですぐに分かります。
買おうと思って、手に取ったこの琺瑯の洋服掛け・・・あら、ごめんなさい、いま私が買ったところよ・・・と、ドイツ人の女性。残念なので写真だけとらせてもらいました。15ユーロ(二千円)安い・・・惜しい・・・
買い物が済んで、お茶を飲んで、おしゃべり・・・これもまた蚤の市の楽しみです。
さらに懐かしいところに行きました。蚤の市の帰りに必ず寄る「フィアリオ」です。海の帰りに、イザベルとベネディクトと寄って、リッカーを飲んだものです。
いつもは、マテ貝の鍋(おじや風リゾット?)を食べますが、エドウィンが貝が食べられないので鮟鱇・・・熱々・・・おいしい〜・・・
二人前を頼んだのに・・・四人前も来てしまい・・・他のものが食べられなかったことが残念・・・とはいえ、小魚のフライ、イカのグリルなどをみんなで分けて・・・動けないほど満腹・・・
ケビンは本当にしあわせそうで・・・笑いが止まりません・・・しかし、今夜の飛行機でロンドンに帰ります。一週間はあっという間ですね・・・来年の再会を約束して、名残惜しく別れました。ケビンとフランシスは、ロンドンの家を売って、ここに移り住む決心をしました。もう一件家を買い、改装中・・・友達用のゲストハウスにでもするつもりなのでしょう。さらには、来年の春、レストランを開くことになったそうです。いずこも同じですが、都会の暮らしはストレスが多く、心が石のように固くなってしまうそうです。それがここに来ると瞬く間に柔らかく溶けて自由な気持ちになれる・・・そんなことから決心したようです。冒険者ね・・・と、言うと、うれしそうに、ありがとう・・・と言いました。