懐かしい・・・画家の島田純也氏が、二ヶ月ほど滞在したときに描いた、我が家のテラス・・・階段下の黒いものは、我が家の愛犬、アトゥンです。島田さんが毎日、アトゥンを連れて絵を描きに行き、炎天下におかれるので、そのうち島田さんが来ると、アトゥンはいやがって逃げるのでした。
今日のお呼ばれは・・・きぇ〜、趣味悪い・・・クリスマスじゃないんだからね・・・
わぁ・・・なんだこれ・・・堪らん・・・ワインのコレクションは、なかなからしい・・・3ユーロのワインを持って行ったら、18ユーロのワインを出してくれた・・・ごちそうさま。
日本にも行ったことがあり、飾り物がたくさん。この人形は、私たちが日本から持って来たもの・・・家中に、私たちの家のものが置いてあって、懐かしかった・・・帰国するときに欲しいものを全部あげたのです。ワイングラス、皿小鉢・・・テーブルや引き出し・・・我が家にいるみたい・・・夫の一の子分、カルロスの家です。
本日の目的は・・・コレ・・・タコです。
新しい彼女は北の人で、名物のタコ料理を教えてくれることになったのです。美容師・・・仕事を終えてから作ってくれました。ポルトガルは不思議なことに北の人は明るく開放的。ここ南の人は人見知りで閉鎖的・・・カルロスが彼女を正式に紹介してくれたのは初めてです。
タコがゆであがったら、オープン用の器(あ・・・うちのだ)に並べて、茹でたジャガイモを乗せる・・・
オリーブオイルたっぷりでたまねぎを揚げる・・・ニンニクどっさり・・・
揚げたたまねぎとニンニクをオイルごと、じゃぶじゃぶ掛けて、オーブンで20分・・・出来上がり。タコは冷凍庫で一晩凍らせると柔らかい・・・誠に美味・・・
彼女は大酒飲みで、甘いものがキライ・・・したがって、デザートはヤギの生チーズに甘くないイチジクのジャム・・・自分の好きな物を客に出す・・・ポルトガルのもてなし方です。
お互いバツイチ、子持ち・・・さて、今後の展開が楽しみなことです。カルロスは、なかなか持てる男で、女を切らしたことがありません。とにもかくにも、幸せになってちょうだい・・・。
「ポルトガル物語 漁師町の春夏秋冬」14日に発売されました。