二回目の蚤の市を楽しみにしていましたが・・・やっていない。どうしてもワイングラスが欲しいのです。近所のカフェのおじさんに聞くと、タビラだという。別の人は、アルマシルという高級別荘地だという・・・また、ある人はカッセラベーリャだと・・・タビラ・・・やっていませんでした。炎天下の地表温度は62度・・・暑くてひとっこ一人いません。
カッセラ・ベーリャに行ってみました・・・やはり蚤の市はやっていませんでしたが・・・美しさに息を飲みました。写真がヘタなことを後悔するのはこんなときです。この百倍ほども美しいのです。
夏の間、イザベルとベネディクトと、毎日のように通ったビーチです。
右奥には、幾つもの小さな島があり、歩いて渡ったり、船を頼んで秘密のビーチへ行ったものです。
ここはなにもないところなので、観光客も少ないのです。
小さな教会の周りに10数軒の家があるだけ・・・カフェが一軒、観光客用にレストランが一軒、それだけです。昔のままの家も残っています。
この家のカーテンもそのまま・・・手作りです。
親父のガセネタのおかげて、思い出の場所に来ることが出来ました。アルガルベで一番好きなところかもしれません。ワイングラスはParisで探します。
「ポルトガル物語 漁師町の春夏秋冬」14日より発売されました。