売り切れで、どんなものを売っているのかも分からず・・・ホームページで確認しました。これが、かの有名なパステル・デ・ナタ(エッグタルト)。噂によれば、皮に秘密があるらしく、絶品。卵もこだわりのものらしく、本場ポルトガルを上回るおいしさ・・・とのこと。私は、四、五年前に食べました。
これは、多分、芋の餡の入った揚げ菓子。ポルトガルにいた頃、近所のアントニアおばさんがよく作ってくれました。昔の家庭のおやつです。
蜂蜜と胡桃のケーキ・・・とても素朴で、なんだか懐かしいような味です。どれも、日本のふわふわしたケーキとは、ずいぶんと違うのです。
味見させてもらったのは、干イチジクとアーモンド ? これもポルトガルの伝統菓子で、大好物・・・これが日本で食べられるとは思ってもいなかったです。
わずかに三個だけ残っていた、蜂蜜と胡桃のケーキを持って、すぐ近くのギャラリー"吉永"に寄りました。開店前、みゆきちゃんを紹介したら、開店初日に来て下さったとのこと・・・お礼を兼ねてうかがいました。オーナーの張さんによれば「開店時に、巳年のオンナが初めての客だと縁起がいい」とのことで、巳年の張さんは、もうひとり巳年のオンナを連れてきて下さったとのこと・・・ありがとうございます。
ちょうど、娘さんと春に生まれた孫のソウ君が来ていました。0歳児のソウ君、なんと、お母さんと一緒に働きに出ています。毎日、小さな事務所に出勤・・・おとなしくしているそうです。偉いねぇ・・・。
恵比寿に戻って、久しぶりに年下の男友達にあいました。お気に入りの和食屋 "ヒカリ" は、リニューアルされ・・・残念なことになっていました。お気に入りのお兄さんも他へ移ったそうで・・・また、どこか探さないと、飲むところがありません。這っても帰れる最高の場所だったのに・・・とはいえ、久しぶりに楽しく飲みました。珍しく、盛りだくさんの一日・・・翌日、編集者にあって、そのまま伊豆に戻りました。当たり前のことだけれど・・・それぞれが・・・0歳児まで、一生懸命生きている・・・なにも出来なくても、したくなくても・・・一生懸命・・・を、心がけます。
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