殿方の嫌いな料理ものです・・・。
ポルトガルの羊肉はとてもおいしかったのです。日本で、こんなにおいしい羊を食べたのは始めてです。ハーブがたっぷり、神保町の「マラケシュ」です。土曜日で街は閑散としていたのに、ここだけは大変な賑わいでした。
7月から、暑気払いをしようと約束していた男友達・・・会う日が決まっても、どちらかが体調を崩したり、急な用事が入りして、秋までずれ込んだ暑気払いとなりました。何度も約束の日を変更した彼を私は狼老人と呼び、彼は私を無謀老人・・・と、呼びあう、気兼ねのいらない仲です。
これも久しぶりに食べたレンズ豆・・・クミンたっぷりの懐かしい味でした。クラッカーは好きではないので、自家製のモロッコパンで食べました。
おいしすぎて、写真を撮る前に、あらかた食べてしまったのだけれど・・・小さな赤たまねぎが絶品でした。
この他に、鶏のパテ、香辛料を利かせたクリーミィなポテトサラダ、自家製生ハムなどなど・・・どれも、店で食べる価値のあるものばかりでした。
スパイスとハーブのバル・・・という看板。モロッコ料理をフランス風にアレンジ、ちょっと軽目の料理で、日本人の口に合うように工夫されていました。モロッコのワインがあったこともうれしかった。久しぶりに、また来たい・・・と、思わせてくれる店でした。若い人が多く、回転が速いのですが、老人カップルは、ワイン一本飲むのに時間がかかり、四時間も居座りました。
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