急に涼しくなりました。こうなると海には足が遠のき、田舎のデコボコ道に車を走らせることになります。"見るべきものは何もない"と、日本のガイドブックに書かれてしまったアルガルベ地方も、住めば都。時々、訪れたくなる場所があります。車で10分ほど内陸に入った、パラシオ・デ・エストイです。迷宮の世界に、しばしご一緒下さい。
荒れ果てた庭は、いかにもです。 なにやらきれいに掃除がされ、退廃度が薄れています。残念。建物のいたるところに、ポルトガルタイルのアズレージョが施されています。中には入れませんが、屋上に登ることができます。 中二階のパテオには、美しい彩色タイルと彫刻が幾つもあります。 静まり返った回廊を渡っているとき、微かに人の話し声が聞こえた感じがしました。
by aomeumi
| 2008-09-03 18:02
| 天然な暮らし方
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