ジャカランタの花は、ポルトガルの初夏の象徴的な花です。大都会のリスボンのいたるところにこの並木道があり、ブルーがかった紫の花の並木は見事です。通り一面に紫色の花の絨毯がひかれ、歩くのに気が引けるくらいです。
独特の花の色は、写真ではなかなか出ません。空の色に溶けてしまうのです。
薄い花びらが幾重にも重なっています。
夏にたっぷりと葉を茂らせ、秋にもう一度咲きます。花はさほどつきませんが、この時期は、葉の緑とのコントラストが美しいです。アフリカのケニアの国花であると聞いたことがありますが、定かではありません。