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神道なので、普段はご先祖さまの霊前に写真は置きません。居間に飾ってある両親の遺影を飾り、庭の花を摘み、果物やおはぎ、精進揚げを供えました。しかし・・・考えてみると、これは実家の仏教のしきたりであり、さて、神道にはお盆は存在するのかしら ? と、ふと思いました。なにも知らないのです・・・聞く人もいなくなりました。 夫が帰るのを待って、屋上でお迎え火を焚きました・・・胡瓜も茄子もあまりにも巨大で、風情がありません。チビ茄子・・・これはあまりにも小さ過ぎて・・・しかし、赤ん坊の頃に亡くなった"悦子"という姉がいたことを思い出し、デカ茄子を母に見立てて添えました。私が生まれたとき、母は "悦ちゃんが帰ってきた" と、思ったそうです。添えてある花は、水を含ませ、火を消すのに使います・・・これだけはよく覚えているのです。作法はなにも覚えていないのだけれど、こういうことをするだけで気が済むのです。 お昼は、お下がりの精進揚げをいただきました・・・かき揚げ以外は、粉だけをまぶして揚げてみました。軽いです。干トマトを食べた夫が 「これ、梅干しか ?」と、聞きました。「はい、そうです、あなた・・・」 こういう日なので、声は荒げず、静かに言いました。 夜は、そうめん・・・母の好きだったゴマ味噌だれと、茄子の揚げ浸しの汁・・・父の好物は知りません。夫も両親の好物を知りません。 48才のときにボルトガルに来てから20年、毎年、夏になるとこの儀式を繰り返してきました。作法はなにも覚えていないのだけれど、するだけで気が済むのです。こういうことはインターネットで調べる気にはなりません。一度、叔母に尋ねたことがあるけれど、長いことしてなくて忘れていました。私も外国に来ていなかったら、やっていなかったかもしれません。 #
by aomeumi
| 2014-08-14 18:12
| 天然な暮らし方
夏の楽しみのひとつ、一年ぶりの兄弟のジャズコンサートが港のバー、カンタローペで始まりました。 聴いていて、ふと思い出した曲があります。ビリー・ホリディのピアノ伴奏者として活躍したマル・ウォルドロンのレフト・アローン・・・若いときにもっとも多く聞いた曲かも知れません。数年前に、小さな野外コンサートで聞いたアーチー・シップとのジョイントというのもうれしい。 鼻水をたらした彼にハンカチを貸した・・・演奏旅行で日本を何度も訪れたそうで 「ポルトガルの田舎で日本人に会えるなんてうれしい・・・ハンカチは記念にもらっておくよ」 と、言ってくれたのでした。 新宿の地下にあった小さなバー"キャット"の階段を下り、ドアを開けた途端に、いつもこの曲が流れ出す・・・無口なバーテンダーは、私の好みを知っていてくれたなぁ・・・彼は何処に・・・帰国しても、行きつけがなくなり・・・さて、どこへ行ったらいいものか・・・。 若い兄弟たちは、年々パワーアップ・・・これからも楽しみなことです。 「こんなコンサート、日本にはないんだろうなぁ・・・」と、夫・・・そうだねぇ、大きな会場でジャズは面白くないねぇ、小さなライブは少ないのだろうねぇ・・・。 ジャズには、満月がよく似合うのだなぁ・・・来年の今頃は、どこにいるのだろうなぁ・・・などなど、考えながら、真夏の宵のジャズを楽しみました。 #
by aomeumi
| 2014-08-12 21:13
| 喜怒哀楽な人々
食品棚の整理をしていたら、いつのものか判別もつかないような糸寒天がでてきて、作ってみたた・・・黒蜜を煮て、あんこを煮て・・・夫に食べさせた。 「お前、食わないの ?うまいよ・・・」といったので・・・ 夫が出かけてから・・・食べた・・・うまかった。 カレーが残った・・・捨てるのが惜しい・・・夜中の12時を過ぎたというのに、食パンでカレーパンを揚げた。 半ぺらをテーブルにおいておいたら・・・翌朝、目が覚めたらなくなっていた・・・ ひとりで食べた・・・夫が太るといけないからね、残っていると食べたがるからね、親切心から、がんばって、全部食べた。 自分の食べたい物を、自分で作れるというのは、なんて幸福なんだろう・・・この年になって料理が楽しめるなんて、思ってもいなかった・・・人生は年をとっていても奇跡のようなことが起きるのね。 #
by aomeumi
| 2014-08-12 01:25
| 天然な暮らし方
先週の土曜日の楽しいパーティーの余韻が残る月曜日・・・次の土曜日にまた来い・・・と、ケビンから誘いのメール・・・えっ・・・ 色よく焼き上がって、王様のように座るチキン・・・ あ・・・メンバーが全然違う・・・呼ばれたのは11人、半分は金持ちエリアから来たイギリス人・・・もっとも苦手なスタイル・・・ 先週にすでに十種類は作った料理・・・今回は、鶏以外は全て新しい献立。すごいね、プロ並み・・・ハーブのたくさん入ったシンプルな小ジャガ・・・ なんせ、私たちの英語は三歳程度ですから・・・ 新鮮なビーツの生サラダ・・・ イギリス人の英語は、本当にわからないのよ・・・ セロリの根と赤キャベツのサラダ・・・ごぼうのような歯ごたえがあって、驚きのおいしさ・・・ 外国人同士だとお互いに聞き返したり、語彙が少なくてシンプルな言い回しだったり、なんとか会話が成り立つのだけれど・・・ トマトサラダ・・・ちょっと火を入れてある様子・・・ まぁ、夫はマグロの話をしている分には問題ない・・・大張り切り・・・ カボチャのスープのようなもの・・・すりつぶしたカボチャに蒸したカボチャを混ぜ合わせてある・・・余計な調味料が入っておらず、素材の味が生かされていて大変おいしかった・・・ 私はなるべくおしゃべりな人を選び、ちょっと質問をしたら勝手に長くしゃべる人が好み・・・ちょっと大げさに相づちを打てば、いくらでもしゃべり続ける・・・そういう人が好きです。 白身の魚のカレースープ・・・これもカレーが少しだけしか使ってなくて、魚の味が引き立っていました・・・ 上海から越してきたアンジェに中国料理の話を聞いた・・・餃子の話で盛り上がる・・・ 家からは、人参の葉の天ぷらと残り物の鯖を焼いたものを持っていった・・・天ぷらは女性に受けました。 エドウィンが話の途中で「わかる ? 通訳しようか (イギリス人の英語を簡単英語に)」と、気を使ってくれる・・・これも、気兼ねなのねぇ。 前の日に初めて作った小イワシのオイルサーディン・・・ちょっと塩がきつかった・・・大葉の香りに、料理好きのエドゥンとケビンがすぐに反応。 特にわからないのは、大勢であれこれ言い合うとき・・・まぁ、フランシスの笑い方で、ちょっとエッチな話をしているんだな・・・とかくらいはわかるのだけれど・・・夫は、そんなときに限って、妙な合いの手を入れたりするので、みんな大爆笑・・・これはこれでいいのだけれど・・・ カリカリに焼いた鶏の皮は絶品でした・・・すぐになくなった。 高級エリア、アルマシルから来たカップルは、送りにでたら運転手付きの車を待たせてあったのでびっくり・・・マドンナの別荘近くに住んでいるというのだから、お金持ちなんだろうなぁ・・・お金持ちの割には、珍しく退屈しないカップルであった。 王様座りのチキンは、すぐに骨になった。 さっちゃんは、どこに行ってもリラックス・・・珍しく鶏をもらって大満足。 18年も前から対岸の島クラトラに住んでいるというカップルは、ガスも電気もないところが気にいって家を買ったという変わり者。オリャオにも滅多に来ないので知りませんでした。スペインとイギリスにも家があり、ヨットで旅を楽しんでいるらしい・・・二人とも、年季の入った日焼けはただ者ではなく、ステキでした。 初対面の人が多く、残念ながら写真はほとんど撮りませんでした。 帰るチャンスを逃し・・・これもタイミングが難しいのねぇ・・・結局、最後までいてエドウィンと一緒に帰りました・・・彼はさらに港のバーで飲み直すという・・・若いんだなぁ・・・私たちは疲れ果て、家路についたのでした。 そしてこれ・・・今年食べた料理でもっとも感動した味・・・オランダ人エドウィンが作った、グレープのガスパチョ・・・ちょっと甘くて、青唐辛子が聞いていて・・・えも言われぬ、意外なおいしさ・・・レシピを聞きましたので、そのうち作ってご紹介しましょう。 こうして呼んでもらうことは、大事にされているということで、大変ありがたいのだけれど・・・言葉がねぇ・・・これではねぇ・・・情けないやら、申し訳ないやら・・・やっぱり大勢で、がやがやがもっとも気兼ねがなくていいわ。あぁ、楽し疲れ・・・。 #
by aomeumi
| 2014-08-11 00:15
| 喜怒哀楽な人々
このところ、毎日のように火を熾しています。ここの炭はとても荒っぽい作りで、火は飛ぶは、形はそろっておらず、大きなものから粉に近い小さなものまでバラバラ・・・焼き物に変な匂いがつくので、とにかくカンカンに熾してから焼きます。これは来た頃に近所のアントニアおばさんから口うるさく教えられたことです。炭火焼は、相当難しい仕事です。 今回も鯖・・・レモンではなくライム・・・隠し味に少しだけ柚子胡椒を忍ばせてみた。本当はイワシをじゅーじゅー焼きたいのだけれど、今年は漁がが少なく、キロ18ユーロもするときがあり、一度も食べていません。 鶏の肉じゃがとひじき、漬け物・・・バナナ漬け。かつてブラジルに移住した人が考えだしたものだそうで、試してみました。密封パックに塩で揉んだ茄子や胡瓜、蕪、熟したバナナを入れて、よく揉んで冷蔵庫で一晩。甘みがあってとてもおいしいです。 やっぱり、ライムは色が変わってしまうので、あとから入れた方がきれいかもしれません・・・。 いや、それでは、ライムの味が魚に染みない・・・焼き上がったら、新しいのに代える ? などなど、考えたり・・・「オーイ ! みそ汁が煮立ってるぞぉ !」・・・それがどうした・・・今日も肌寒かった・・・。 #
by aomeumi
| 2014-08-10 10:01
| 海の幸い、山の幸い
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