島は目と鼻の先にあります。出不精なので旅は好きではありません。しかし、島への旅は思いついたらいつでも行けます。ときどき一人で出かけます。暮らしも人も違うので、旅心は充分満たされるのです。
11時の船に乗り、ビーチに寝転がり、お昼を食べて、3時半の船で帰ります。半日の別世界です。
ほとんどの家は、砂にうずまるように背の低い家です。ぶどう棚は蚊よけにいいそうです。
夏を過ごす家は、それぞれ工夫を凝らしていて楽しいです。
ビーチまでの草原には、カリーと呼ばれる黄色い花が咲いています。うちの犬が大好きだった香りです。
ギョ・・・ヌード・・・とても珍しいです。右側の美しい少女を撮りたかったのですが、カメラを向けたら慌ててしゃがみこまれ・・・粘りましたが、でてきませんでした。
お昼は港で鰯・・・このあたりの漁師の作法で正しく食べました。まずパンの上に鰯を乗せます。
うろこがついたまま、すごい量の塩で焼いてあるので、皮を剥きます。丁度よい塩加減になっております。身を指でむしって食べ、裏返します。パンは食べずに、次の鰯を乗せます。
5、6本食べると、脂や内臓がパンに染み込んできます。そのパンがまた美味です。私は3本でギブアップ。ここの人は軽く15本は行きます。いい旅でした。