フランス人、ベネディクトです・・・いったいなにを・・・。
ペタンクです。秋の夜遊びの目的はこれでした。予定していた場所がぬかるんでいたので、探し出したのが教会の裏・・・いいんでしょうか、こんなところで遊んで・・・。
ペタンクは日本でも流行り始めているようで、ご存知の方も多いかと思いますが、小さな木の玉を最初に投げ、それぞれのグループに分かれて、鉄のボールを投げ合います。野次を飛ばしたり、勝てば踊り狂ったり・・・。まるで子供です。
真剣そのもの・・・木の玉に近いほうが点を取ります。
専用の紐で正確に測りますが・・・時には大の大人が、喧嘩になるほどです。
三ゲームやって、鉄のボールを持てないほど疲れました。平均年齢はかなり高いのです。
シンデレラの時間はとっくに過ぎています。川沿いの町、タビラにいいクラブができたというので、朝まで踊ろう!ということになり行って見ました。
店の名は「ミーティング・ルーム」奥から流れる音楽と表のガードマンがダサいという理由で、取りやめ・・・みんなあくびを堪えているのに、誰も帰ろう・・・とは言いません。
いつものバーに行きましたが、満員・・・道端で飲みました。さて、もう行くところはありません。内心、ホッとして別れたのでした。右は、バレリーの新しいボーイフレンド、フランス人の庭師ブルースです。ワイン農家に生まれたのに、一滴も飲めません。
全員が、人生で最大・・・ともいえる危機に直面しています。私だったら、外出する気にも、人に会うのもためらうでしょう。そんなときに愚痴を言い合ったり、慰めあったりするのではなく、お互いが寄り添って楽しくひと時を過ごす・・・彼らの、こういうところには、いつも感心したり、呆れたりするのです。