人生には、出会いもあれば、別れもあります。
おなじみのスイス人の美しい彫刻家、バレリーにもポルトガルに来てからいろんなことがありました。いつも無邪気な笑い顔が曇ったこともあります。しかし、フランス人の庭師ブルースと知り合ってから、その笑顔はさらに輝いています。
このたび、新しい家族となった三人は、フランスのトゥールーズから一時間ほどの農場に移ることになりました。
去年のマノンです。大きくなったものだ・・・と思っていたら・・・。
赤ちゃん顔が、すっかり少女のそれとなりました。朝のお支度に一時間はかかるそうで・・・。
恥ずかしがって、なかなかカメラを見てくれません。
お別れ会は、子供たちも楽しめるようにと、島に渡ってのピクニックとなりました。参加できないオランダ人ドりーンは、庭で取れたフルーツのジュースを差し入れに、港まで見送りにきました。
集まったのは、17人。ポルトガル人は一人だけ。お弁当やワインを持ち寄り、わいわいと楽しみました。
やや子供っぽかったブルースは、このところすっかり顔が大人になって、ちょっとびっくり・・・何かを決意した男の顔です。マノンもよく懐いています。
赤ちゃんの時から仲良しの親友も来ました。
一分おきに親友だったり、絶交したり・・・彼女たちが今度会うのは、いつのことでしょうか?
寂しいけれど、めでたい別れということです。