ちょっと、絶句・・・するほどの美味しさです、この半生イチジク・・・。
木になったまま、干しイチジクとなった・・・ちょっと残酷な感じ?がしないでもない。
色がなんともいえない深い青。さらに、日本画の胡粉をかけたような・・・どんな日本画よりも美しいです。
とにかく・・・うまぁ~い!イチジクのおいしさが、この小さな果実の中に凝縮し、どんな高級菓子にも、引けを取りません。
生は、このような状態・・・売っているものより、少し小粒です。
ジャムにすると・・・これがまた、踊りだしたいような美味しさ。火にかけて、赤ワインを振りかけて煮詰めるだけ。砂糖は一切使っていません。充分においしい・・・ただし、一週間も持ちません。
シャンゴ姫のママが散歩途中に発見した、このイチジクの木は、打ち捨てられた畑にあるそうで「うちの家宝だから・・・」と、場所は秘密。そんなこと言ったって、あ~た・・・あぁ、悔しく、うらやましく・・・このイチジクが欲しいがために、当分はシャンゴママには逆らえない。