あっという間に、その日が来ました・・・オランダ人ドリーンの娘、アナの結婚式です。
二人は長く一緒に暮らし、結婚を決めました。このケースは、ヨーロッパでは多いようです・・・ラブラブ・・・。
まずは、新郎新婦の母親が二人にはなむけの言葉を・・・ドリーンは短く詩を読みました。新郎のお母さんは・・・いやはや長かった・・・両方とも母子家庭のようで、父親は出席していませんでした。
オランダ語なので、チンプンカンプン・・・。
花嫁を囲むおばぁちゃんと母です・・・あ、チボーが入りたがってる・・・。
おじいちゃんは、ちょっと寂しそう・・・教会以外の結婚式というのは初めてで戸惑っているようでした。
それにしても、この日のドリーンは本当にきれいでした。花嫁よりきれいだったかも・・・野良仕事ばかりのドリーンが、こんな服を来ているのを初めてみました。
チボーもたいそうめかしこんで、おすまし・・・。
参列したのは、ほとんどが新郎新婦の友人・・・オランダからやってきた若い人たちです。
本日の裏方のボスは、ベネディクト・・・こういうときのセンスは右に出るものはいません。
「ミツコ、料理見ていらっしゃい、素敵なんだから・・・」
しかし、どこも、このように大混雑・・・残念。
かろうじて、見られたのはケーキ・・・しかし、すでにこの状態・・・。
あ・・・どさくさにまぎれて・・・コラ!
鶏の焼ける匂いに誘われ、森から帰ってきたケベックは・・・びっくり仰天、すぐに消えました。
音楽隊はアルファローバの木陰で待機。
今夜は、この森の家は、夜遅くまで賑わうのでしょう。
主催者のドリーンは疲れて声が出ません・・・それでも幸せそうに、テープルの準備をしています。
ろうそくは手作り、お花はすべて庭から摘んできました。
あ、遅れて来たイタリア人の庭師、モリッツィオです。七時までのカクテルに呼ばれたドリーンの友人は、私たちを含めて五人だけでした・・・彼が来たのは、七時です・・・京都で庭師の勉強をしたことがあるこの男の正装は、作務衣・・・。
そろそろ鶏も焼けるようです・・・私たちは、そろそろ失礼しましょう。
よいお天気に恵まれ、暖かなよい結婚式でした・・・二人が末永く幸せでありますように・・・。