ケーキのカチューシャは、二つ作りました。なぜかコレを作ると、みんなが被りたがるのです・・・だったら・・・と、最初からカチューシャに仕立てました。
木曜日は、この人・・・オランダ人の画家ジュスチーヌの誕生日でした・・・可愛い!少女のような表情です。
たくさんのお客の中に、謎のロシア人、ガリーニャも来ていました・・・例の宇宙人のアンテナのような髪飾りをつけています・・・よく似合うんだな、これが・・・。
キッチンギャラリー・・・意外だけれど、いいですね、これも・・・。
彼らの描く絵のようです・・・。
今日のシェフはもちろん、エドウィン・・・様々な種類のカナッペと野菜やソーセージの串焼きでした。
宴もたけなわの時に現れるのがピーちゃんです・・・今夜もつまらない靴を履いていてがっかり・・・スペイン人の新しいガールフレンドを連れてきていましたが・・・これは、今夜にでも終わるでしょう・・・と、私は予言。
翌金曜日が、イザベルの誕生日でした。オーガンジーにスパンコールの刺繍のスカーフは、私たちからの誕生日プレゼント・・・よく似あっています・・・さすが金髪のフランス女。
こちらは、本当に親しかった六人だけのゲストでした。元カレのジョゼは休暇でモロッコに出かけ欠席・・・本当に間の悪い男です。
前菜はハムやサラダ・・・私は蒸し鶏のゴマソース和えを持って行きました。ベネお得意のスパゲッティ・・・。
もちろん、食後は早々とダンスタイム・・・イザベルが60、70、80年代のダンスミュージックを用意して来ました。こういうことに抜かりがないのです。
オランダ人ドリーン手造りのケーキが運ばれてきました。この夜、一番に踊りだしたのは、日頃おしとやかなドリーンで、みんなが驚きました・・・あぁ、彼女もまた寂しかったのであろうと、初めて気がつきました。
花に埋もれていた中身はチョコレートたっぷりのケーキ・・・みんなの大好物です。
もちろん、私も踊りました。この日のために買った、イザベル好みの背中の大きく開いたドレスを着て行きましたが、出がけに夫が「そんな恰好で、また腰が痛くなるぞ・・・」というので、仕方なくレースのインナーを中に着ました・・・あぁ、台無しだ・・・。
でも・・・確かに、夜には冷えました・・・長い間の腰痛で、背中や腰が曲がっています・・・年を取るのは、時々、残念だったり、つまらないことがあるものです。