昨年、パリのいつもの定宿の暖房が壊れていて、紹介されたホテルが静かで、遠くにエッフェル塔と、眺めがよかったので再び・・・定宿とは、オデオンを挟んだ反対側、ソルボンヌ大学(写真)の近くです。
しかし、希望した部屋がとれず・・・なんの趣もなく、景色は同じホテルの客室が見えるのみ・・・体調が悪く、部屋を変えてもらう気力も体力もなく・・・しかし、どんな状況でも、探せばいいことがある・・・。
ホテルの階段脇にあった、こんなものに目を奪われ・・・。
エレベータも取りつけられ、階段を使う人は少ないようですが・・・ここだけは、古いままで、ホテルの昔の面影が垣間見られます。
微に入り・・・
細に入り・・・眺めて・・・
新しいロビーは、こんな感じ・・・もっとも苦手なインテリアです・・・でも、この奥には、あの美しい階段が・・・ほとんどの人がエレベーターを使うので、目にしていないのです。
不幸中の幸いとは、こんなことをいうのかしら・・・幸せって、どこに転がっているかわからないので、不運な時こそ、キョロキョロして見るもんだと思ったことでした。
まぁ、こんなものが幸せって人間も多くはないと思うけれど・・・他愛のないことです。