あはは・・・朝は、朝日新聞を読んで一日が始まる。爆睡名人は、夜、どんなに遅くても起きるのが早い。私を起こさないようにひとりで出かけ、海辺を散歩、コーヒーを飲んで帰ってくる。それから、人参とオレンジのジュースをおいしそうにゴクゴク飲みます。ブルターニュには、以外にも柑橘類がないのです。
日曜日は、秘密のレストランに行った・・・雨なのに満員・・・こうなると「秘密」とはいえないなぁ・・・店はほぼバラック・・・おいしければ客は来る・・・と、いうことを、ほとんどのレストランは気がついていません。ものすごく上等なトロがあったけれど・・・炭火焼・・・。
小魚のフライと平目、そして、いつものマテ貝の鍋・・・やっぱり、食べきれませんでした。
これが絶品・・・アルガルベで一番おいしいと思う。赤いのはトマトじゃないのです。赤パプリカの塩マリネ ? クエントロ(パクチー)がたっぷり、米はアルデンテ・・・早く食べないと煮えてしまう・・・
帰りにビーチに行く予定でしたが、あいにくの雨・・・この時期の雨をイザベルは初体験。残念というより、驚いていました。
海の向こうには、モーターボートでエリックがよく連れて行ってくれた無人島があります。私たちにとって、懐かしい景色です。
昼寝をしてから港のバーのジャズコンサートに行くと、なんとオランダ人のドリーンが来ていました。「きっと、来ていると思ったわ・・・」と・・・。
車で二十分ほどの郊外に住むドリーンがこのバーに来るのは四年ぶり・・・「イザベルがいなくなってから、私の暮らしは本当に狭くなったの・・・」 朝は家の周りを犬と散歩し、一日畑や庭仕事・・・二週間に一度タイチに通い、時々、ディーナーに呼ばれるのは、広い庭を横切ったところにあるご近所さん・・・「それでも、忙しくて、疲れてしまい、寂しいと感じる暇もないのよ」 野菜を自分の畑でまかなえるようになったので、土曜日の市場でも会うことがなくなってしまったのです。
三人とも、会わなくなってから日本画を描いていません・・・それを、お互いに残念がり・・・この四年の間に、二人とも孫が増え、遅くまで話がつきませんでした。さて、誰が最初に再び筆を取るのでしょうか ?