日本を発ったのは、暑い盛り、8月の半ば過ぎでした・・・南ポルトガルでは、鰯のおいしい季節で・・・
男友達に花をもらい・・・
毎日、港のバーで夕日を眺め・・・あ・・・月・・・。
よくもまぁ、なにもせず、ひと月・・・退屈もせずにいたものです。
リスボンでは、アルファマの怪しい路地で、夜更かし・・・
ブルターニュは、なにひとつ変わらず・・・
可愛いお猿たち・・・
庭の花・・・
イージー・・・
海辺のレストラン、イボンヌの店で夕日を眺め・・・別れのディナー・・・
パリの猫・・・
馴染みのレストラン、サバンナカフェでリシャールと会って・・・
帰国してすぐに、オランダ組がやってきて・・・一番気に入ったのは有楽町のガード下・・・三人で京都ホリブル旅・・・いつか笑い話になるまでは・・・ちと時間がかかりそうです。
半月ぶりに伊豆に戻ったら・・・佐賀菊が優しく咲いていました。春に香舟先生をお訪ねしたときにいただいた枝を差し木にしたら・・・小さいけれど咲いてくれました。ありがとう。
旅から戻ると、秋でした。
実にいろんな事があり・・・人生が大きく変わった旅でもありました。これから少しづつ旅を振り返り・・・多分、そんなことで、今年は終わるのでしょう。静かな山の暮らしです。
加筆します・・・hanamomo08さまへのコメントのお返事と重なりますが・・・調べましたら、嵯峨菊が正しいようです。
そして・・・驚いたことに、この菊の名が・・・「嵯峨の月」・・・なんだか因縁めいています。
実は、勝手に薄紅色の可憐な糸のような花弁を想像していました。田舎の土壌のせいでしょうか、案外、元気一杯のやんちゃな感じの花です。大切にしようと思いました。