日本食を食べていると・・・時々、違う、これじゃない・・・いま食べたいものは、これじゃない・・・と、舌が言うことがあります。
今の季節、南ポルトガルで日常的に食べていたもの・・・朝とれた蛸と、友達の家でとれたアボガドには食べるときにたっぷりとオリーブオイルをかける。パンは焼きたて・・・サクランボは、佐藤錦よりもおいしい、そこらへんのもの・・・安い・・・氷砂糖のような味がしました。
時々、下界のロックが届けてくれるケーキ・・・これがものすごくおいしくて・・・しかし、中味がなんだか分からない・・・胡麻がたっぷり・・・それでも、味はヨーロピアン。
ひき肉とズッキーニのシンプルなキッシュ・・・これも、小躍りするほどおいしい・・・夫が、スーパーでバッタリとロックに会った。「タリタ(足りた) ?」と、 聞かれ「足りなかった !」 と、即答したそうだ。
パブリカは、高い・・・しかし、作りました。安い方を買ったら、案の定、肉が薄くて、ショボかった・・・。
いつもなら塩焼きにする魚も、ソテーしてトマトソースをかけてみた・・・トマトは、1個百円・・・辛い。8個買って、ソースを作りました。
あ、あれ食べたい・・・と、思っても、なんでも高い・・・それを見るのがいやで、買い物には滅多に行きません。必要なものだけメモして夫がいきます。値段も聞きたくない・・・夫が「トマトがさぁ、高くて・・・」などと言いかけると、慌てて逃げる、年金生活の老妻です。