百日草の色で思い出したものです・・・
結婚したばかりのものですから・・・30数年、40年近く前のものです。メキシコの田舎、サン・ミゲールという小さな村にいたときに手に入れたものです。
夫が連れて行ってくれると約束していたガテマラは、当時、内戦が続いて入ることができませんでした。畑仕事にさえ正装 ? 美しい色とりどりの民族衣装を着ているという話しを聞き、ぜひ行ってみたいと思っていました。
実に素朴です・・・
糸も手で紡いだもので手織り・・・糸の染めがまだらで、これがまたいいのです。
単純な柄ですが・・・決して真似できない。
時々眺めてはしまい込み、一度も使っていません。少し手直しして、なんとか使えないものか、あれこれ考えているところです。しかし、この存在感に太刀打ちできる服装が思い浮かびません。フォークロアは苦手だし・・・かといって、もう新しい服は買わないことにしているのです。