大晦日の晩に、イザベルから電話がありました。半年ぶりくらいでしょうか・・・相変わらずヨットであちこち廻っているようです。
この夏、一緒に過ごした漁師町にヨットで立ち寄ったときの写真が送られてきて・・・マグロの写真です。
さっちゃんです・・・イザベルたちのボートなのか、さっちゃんの家のボートなのかは分かりません・・・元気そうです。
この写真は、イザベルが漁師町を去って二年目の時のものです。ブルターニュでは友達ができず、さみしい思いをしていた時です。片時も私とは慣れず、コーヒーを買いに行った私を屋上で待っていました。
11月のビーチです・・・私はコートを着て震えていました。エリックはタイで新しい暮らしを初めています。残されたベネもさみしいことでしょう。
考えてみると、私たちのいない漁師町にイザベルが来たのは初めてなのです。ベランダの緑もなく、テラスのテントも外されていてさみしく、ショックを受けたようです。ようやく見つかった恋人セルジュとはうまくいっているようでよかった・・・海の上で私のことばかり思い出している・・・とのことです。
今度はどこで会えるのかしら・・・そんなことを考えるのも楽しいものです。