「好きでしょ・・・」と、南ポルトガルの漁師町でオランダ人画家のエドウィンが見せてくれた画集・・・オスカー・ココシュカ。私が知らないと言うと、エドウィンはとても驚きました。はい、大好きです。
まず目に飛び込んできたのがこれ・・・三色すみれ・・・
猫を抱く、自画像でしょうか・・・色がきれいです。
裸の女・・・
広がる空と田園風景・・・
夏の光でしょうか・・・眩い・・・
女と果物・・・いろんな意味で濃いです・・・
オーストリアの画家と紹介されることが多いけれど、チェコ生まれ、後にイギリスに追われたらしく、マーラーの妻との不倫でも有名です。気の多い彼女に振られた後も恋いこがれ、等身大の人形を作らせ、その人形とともにオペラに通った・・・などという逸話も残っています。
好きな絵、いい絵に出会うのは、展覧会とは限らず、ちょっとした偶然が多いものです。ブーゲンビリアの咲くテラスで、お茶を飲みながらエドウィンが見せてくれた素敵な画集・・・幸福な午後の思い出てす。