ある朝のこと・・・体が固まり、朝が一番辛いのです。痛み止めを飲むために食べる朝食はおいしくありません。すると突然、夫が立ち上がりました。ラジオから流れたちょっとポップな音楽に合わせて激しく踊りだしたのです・・・老妻、負けじとばかりにすぐさま立ち上がり、夫婦で踊りました。知らない人が見たらどう思うでしょうか・・・これが我が家の朝の習慣になりました。
そうだ、音楽が足りない・・・と、思っていたら、"ヤルじゃないか ! " というものを見つけました。韓国のグループです。
私の大好きな菊地成孔のラジオ番組が始まりました。滅多に聴けないチャーミングな選曲・・・そこで発見したのが、このヒューゴというグループでした。
夫の誕生日と墓参りのために上京・・・夫は先に伊豆に戻り、私は本の最終打ち合わせのために残りました。散歩三昧の日々で考えたこと・・・もう二度と痛い目にあわないためのあれこれ・・・帰国してからの二年というもの、1 理由は分からないけれど、いつも肩に力が入っていた。心身ともに緊張感。2 夏、二十年の間経験のなかった慣れないクーラーに当たっていた。3 週に二回はパーティーで踊っていたのに帰国してからは一度も踊っていない・・・などなど、思い当たることは多々あるのだけれど・・・墓参りにいく電車の中で、すでにクーラーが作動していることに気がついて驚きました。昼の明るい車内には灯りが煌々と輝き・・・なぜだ・・・こうして色々気がついたということは、少しはよくなったということなのでしょう。日本での暮らし方が少し分かって来た気がします。