夫は漁師で朝が早く、夜更かしの妻が目が覚めるともういません。日本茶は必ず飲んでいくようで、食卓をよく観察すると、トーストやサンドイッチを食べた形跡が残っています。昼に戻るので、それがメインの食事となります。我が家では一年のうち360日は日本食です。味噌、豆腐、納豆は手作り、インスタントの食品はほとんど使いません。とにかく野菜がおいしいのと、漁師という職業柄、日本にいるより魚には不自由がないのです。ポルトガルの我が家の食卓は、ちょっと気がひけてご紹介しにくかったのですが・・・しめ鯖とマグロのなか落ちです。紫蘇はテラスのものです。ご覧になったら怒る人がいるかもしれません。しかし、お米はイマイチです。
アサリは日本の種で養殖ものがありますが、おいしくありません。海に出かけ、自分で取ります。ニラはテラスで育てています。
筑前煮?です。ごぼうは滅多に手に入りませんが、見つけると薄いだしで煮て冷凍保存しています。しいたけは日本から送っています。
オクラがあるときは納豆は作りません。ほっ・・・。鰹節は削っています。
夫は前日の残り物は食べません。ひじきの煮ものをご飯に混ぜてこのように誤魔化しましたが
見破られ、却下・・・。贅沢なことです。